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セックスと障害者

イースト新書 066

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-7816-5066-1
4-7816-5066-X
税込価格 947円
頁数・縦 246P 18cm

商品内容

要旨

障害のある人たちは、どのように自分や他人の性と向き合っているのだろうか。それらの喜びや悩みは、障害の無い人たちと同じものなのか、それとも違うものなのか。一般社団法人ホワイトハンズを立ち上げ、障害者の性の支援に長年携わってきた著者が、「純粋な天使」や「かわいそうな性的弱者」という画一的なイメージを取り払った上で、障害者の性の現状を8つのエピソードから解説。そこから、障害にかかわらず自尊心の基盤であり社会参加の原動力でもある、人間にとっての本来の性のあり方が浮かび上がってくる。

目次

1 射精介助の現場から
2 メディアと障がい者の性
3 障がい者の結婚推進事業「ぶ〜け」の挑戦
4 きょうだい・子どもの立場から見る障がい者の性
5 障がい児の性教育
6 性犯罪の被害者と加害者
7 障がいとLGBT(ダブルマイノリティ)
8 性産業で働く女性障がい者
エピローグ 生と性のバリアフリーを目指して

おすすめコメント

「純粋な天使」でも「かわいそうな弱者」でもない障がい者のセックス。

著者紹介

坂爪 真吾 (サカツメ シンゴ)  
1981年新潟市生まれ。一般社団法人ホワイトハンズ代表理事。東京大学文学部卒。重度身体障害者に対する射精介助サービス、風俗産業の社会化を目指す「セックスワーク・サミット」の開催など、社会的な切り口で、現代の性問題の解決に取り組んでいる。2014年社会貢献者表彰、2015年新潟人間力大賞グランプリ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)