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プロ野球「悪党(ヒール)」読本 「組織の論理」に翻弄された男たちの物語

文庫ぎんが堂 て1−5

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-7816-7175-8
4-7816-7175-6
税込価格 814円
頁数・縦 297P 15cm

商品内容

要旨

ドラフト取材歴30年、球界の表もウラも知り尽くした著者が描き出す、球界の「常識」をブチ壊した55人の猛者たち。

目次

第1章 日本人選手編(清原和博―なぜ「好青年」は「番長」に変貌したのか
江川卓―いわずと知れた「悪党」の代表格 ほか)
第2章 外国人選手編(W.デービス―打棒爆発も「上から目線」で大顰蹙
R.デービス―全国中継の試合で東尾修をぶん殴る ほか)
第3章 監督編(有藤通世―国民的悪役となった「ミスターロッテ」
濃人渉―「権藤、権藤、雨、権藤」でエースを破壊 ほか)
第4章 フロント、球界首脳編(渡邉恒雄―なぜ名記者は「球界のドン」に転じたのか
堤義明―財界の盟主はプロ野球に何を求めていたのか ほか)

出版社・メーカーコメント

江川 卓、桑田真澄、清原和博、落合博満、星野仙一、渡邉恒雄 ほかドラフト取材歴30年、球界の表もウラも知り尽くした著者が描き出す球界の「常識」をブチ壊した55人の猛者(もさ)たち古今東西、大人気を博したスポーツ競技には必ずといっていいほど強烈な個性のヒールが存在していた。それはプロ野球の世界とて同じである。「悪党」という存在があってこそプロ野球がより広く、大きく報じられて私たちのなかに広がっていったことだけは間違いない。つまり、「悪党」の歴史はプロ野球の歴史のひとつでもあるのだ。プロ野球というステージのなかでは、「悪党」はもうひとりの大事な「ヒーロー」でもあるのだ。(「はじめに」より)【目次】第一章 日本人選手編江川 卓/桑田真澄/清原和博/愛甲 猛/藤王康晴/加藤哲郎/元木大介/小池秀郎/福留孝介/那須野 巧/東尾 修/中村紀洋/伊良部秀輝/堀内恒夫/張本 勲/小川健太郎第二章 外国人選手編W・デービス/R・デービス/ブライアント/ガルベス/ホーナー/ペピトーン/シピン/ライト/クロマティ/ビュフォード/ミッチェル/バッキー第三章 監督編有藤通世/濃人 渉/金田正泰/落合博満/鈴木啓示/水原 茂/広岡達朗/森 祇晶/上田利治/山田久志/石毛宏典/伊原春樹/大久保博元/星野仙一第四章 フロント、球界首脳編渡邉恒雄/堤 義明/高塚 猛/小津正次郎/久万俊二郎/松園尚巳/永田雅一/鈴木龍二/金子 鋭/根本陸夫/清武英利/赤嶺昌志/堀江貴文

著者紹介

手束 仁 (テズカ ジン)  
愛知県生まれ、1981年、國學院大學卒。スポーツジャーナリスト。『高校生新聞』特派記者などを務める一方、2012年、編集制作プロダクションとメディアミックスの株式会社ジャスト・プランニングを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)