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ニュートリノ もっとも身近で、もっとも謎の物質

イースト新書Q Q017

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-7816-8016-3
4-7816-8016-X
税込価格 836円
頁数・縦 189P 18cm

商品内容

要旨

もっとも小さな物質「素粒子」―そのなかでも、もっとも捕えにくいのがニュートリノだ。地球上の人間は皆、1秒間に600兆個のニュートリノを浴びているが、ほとんどが幽霊のように通り抜けてしまうため、その実感はまったくない。この謎に満ちたニュートリノの正体にいま、人類が築き上げた科学と日本の圧倒的なテクノロジーが融合した「すごい実験」が迫りつつある。未来の物理学を書き換える熱い知の現場から、その面白さをわかりやすく解説。

目次

第1章 ニュートリノとは何か(壮大なニュートリノ実験
自然界の構造 ほか)
第2章 反物質(反粒子
反粒子の性質 ほか)
第3章 ニュートリノの検出(ニュートリノの反応と検出
同世代でのやりとり ほか)
第4章 ニュートリノ振動(中間子
π中間子 ほか)
第5章 究極の謎への挑戦(物質の起源
寿命の違い ほか)

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これが世界最先端の研究だ!

著者紹介

多田 将 (タダ ショウ)  
1970年大阪府生まれ。京都大学理学研究科博士課程修了。京都大学化学研究所非常勤講師を経て、現在、高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所、准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)