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身近な鳥のすごい事典

イースト新書Q Q038

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-7816-8038-5
4-7816-8038-0
税込価格 968円
頁数・縦 207P 18cm

商品内容

要旨

驚異の能力で千キロ超の距離を飛び帰巣するハト。神の遣いから一変、ある時代から嫌われ者になってしまったカラス。二千年も人と暮らし、その関係が濃すぎる故に数を減らしつつあるスズメ。遙かな昔から私たちの傍には鳥の姿があった。現代、東京の空にはインド・スリランカ産の群やかな緑色のインコが飛び、いずれ「日本の鳥」となるといわれる。鳥たちの歴史は長くその世界は驚くほど広い。身近に見られる35種の鳥たちの意外な歴史とたくましい生き方を紹介する。

目次

1章 人間といい距離で暮らす(ハトが秘めている驚異的な能力 ドバト
神の遣いにして、恋の鳥 ハシボソガラスとハシブトガラス ほか)
2章 日本人から愛されて(平安貴族に愛玩された鳥 ヒヨドリ
ウグイス色はメジロ色? メジロとウグイス ほか)
3章 水辺でなごむ(水戸黄門も長屋王もツルを飼った タンチョウ
ユリカモメとミヤコドリの微妙な関係 ユリカモメとミヤコドリ ほか)
4章 気がつくとそこにいる(鳥の芸といえばヤマガラだった ヤマガラとシジュウカラ
トビはあまり猛禽類らしくない? トビ ほか)

著者紹介

細川 博昭 (ホソカワ ヒロアキ)  
作家。サイエンス・ライター。鳥を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学・技術を紹介する記事も執筆。日本鳥学会、ヒトと動物の関係学会、ほか所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)