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入門複素関数

出版社名 裳華房
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-7853-1579-5
4-7853-1579-2
税込価格 2,640円
頁数・縦 233P 21cm

商品内容

要旨

実数の微分積分学から、複素数の微分積分学へ。類似と相違をつねに意識し、理解と記憶をサポート。既知の概念(指数関数、微分係数、定積分…)が複素数に拡張されていく様子が、豊かな視覚的表現と確かな数学的表現で語られる。大学の教程で標準的な「留数定理」と「実関数の積分への応用」、発展的な「ルーシェの定理」まで、デリケートな「一様収束」や「べき級数」の一般論(これらは付録で扱う)は避けながら、理論的に自己完結するスタイルも新しい。

目次

1 複素数と指数関数
2 複素関数の微分
3 複素線積分
4 留数定理
5 正則関数の諸性質
付録A 微分積分学の重要事項
付録B ε‐δ論法による複素関数論
付録C べき級数と正則関数の局所理論

著者紹介

川平 友規 (カワヒラ トモキ)  
東京工業大学理学院数学系准教授。博士(数理科学)。専門は複素解析、複素力学系理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)