• 本

量子力学入門 その誕生と発展に沿って

物理学講義

出版社名 裳華房
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-7853-2254-0
4-7853-2254-3
税込価格 3,190円
頁数・縦 276P 21cm

商品内容

要旨

初学者を対象に、直観が通じないミクロな世界の現象をどのようにとらえ、どのように考える分野であるかをわかりやすく説明。初めから量子力学が出来上がったものとして解説するのではなく、量子力学がどうして必要とされるようになったのかを、科学の歴史をたどりながら解きほぐし、量子力学の誕生から現代科学への応用までの発展に沿って、スモールステップで解説した。量子力学の誕生に至るまでに、かつての物理学者が古典物理学の範囲内でどのように格闘したか、関連した話題を付録にも詳しく記した。

目次

1 原子・分子の実在
2 電子の発見
3 原子の構造
4 原子の世界の不思議な現象
5 量子という考え方の誕生
6 ボーアの量子論
7 粒子・波動の2重性
8 量子力学の誕生
9 量子力学の基本原理と法則
10 量子力学の応用

著者紹介

松下 貢 (マツシタ ミツグ)  
1943年富山県出身。東京大学工学部物理工学科卒、同大学院理学系物理学博士課程修了。日本電子(株)開発部、東北大学電気通信研究所助手、中央大学理工学部助教授、教授を経て、同大学名誉教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)