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電磁気学入門

物理学レクチャーコース

出版社名 裳華房
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-7853-2411-7
4-7853-2411-2
税込価格 2,640円
頁数・縦 228P 21cm

商品内容

要旨

電磁気学を学びながら、そこに登場する数学をその都度学ぶのでは、どこまでが物理学で、どこまでが数学なのか初学者は混乱してしまうことが多い。そこで、著者の長年の講義経験に基づき、最初に「電磁気学に必要な数学」を解説し、必要に応じて数学を学べる構成になっていることが、本書の大きな特徴となっている。

目次

電磁気学を理解するための大事な一歩(スカラー場とベクトル場の微分―全微分、grad、div、rot
ベクトル場の積分―線積分、面積分、体積積分)
電磁気学入門(静電場(1)―電場と電位
静電場(2)―導体とコンデンサー
電流
静磁場
電磁誘導
マクスウェル方程式)

出版社・メーカーコメント

 物理学の教育・学びの双方に役立つ21世紀の新たなガイドとなることを目指し、多様化する“大学の講義と学生のニーズ”に応えるものとして刊行された、『物理学レクチャーコース』の一冊である。 本シリーズでは、講義する先生の目線で内容を吟味する編集委員に加え、国立科学博物館認定サイエンスコミュニケーターの須貝駿貴さんと予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」講師のヨビノリたくみさんに編集サポーターとして加わっていただき、学習する読者の目線で、テキストの内容がよりわかりやすく、より魅力的なものになるように内容を吟味していただいたことも、大きな特徴の一つとなっている。 本書は、理工系学部1年生向けの半期タイプの入門的な講義に対応したもので、わかりやすさとユーモアを交えた解説で定評のある著者によるテキストである。 本書では、「クーロンの法則から始めて、マクスウェル方程式の導出に至る」という構成を採用した。その一方で、「電磁気学を学びながら、そこに登場する数学をその都度学ぶという構成にすると、どこまでが物理学で、どこまでが数学なのか初学者は混乱してしまうことが多い」という著者の長年の講義経験に基づき、本書の最初の2つの章で「電磁気学に必要な数学」を解説した。これにより、電磁気学と並行して、必要に応じて数学を学べる(講義できる)構成になっていることが本書の大きな特徴となっている。

著者紹介

加藤 岳生 (カトウ タケオ)  
1971年静岡県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、同大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。大阪市立大学講師を経て、東京大学物性研究所准教授。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)