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企業博物館とは何か 歴史・役割・可能性

出版社名 青弓社
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-7872-0082-2
4-7872-0082-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 193P 21cm

商品内容

要旨

民間企業が自社の歴史や製品を展示・紹介する企業博物館。その歩みと社会的な意義をインタビューから描き出し、技術継承、貴重な産業資料のアーカイブなどの役割を明らかにして、今後の可能性を提言する企業博物館への招待状。

目次

第1章 企業博物館はどのような存在と考えられてきたか
第2章 企業博物館の研究者たちの視線
第3章 企業はなぜ企業博物館を作るのか
第4章 企業博物館とは何をするところなのか
第5章 企業博物館の全体像をつかむことはできるのか
第6章 非公開の施設は企業博物館と呼べるのか
第7章 博覧会・見本市・展示会と企業博物館
第8章 企業博物館とは何か

出版社・メーカーコメント

1970年、日本経済新聞社に入社し、その後、産経新聞に移籍。現場経済記者歴50年余の現役記者でもある著者は、その間、数々の日本経済そして世界経済の重要な転換点に立ち会ってきた。高度経済成長の終焉、ニクソン・ショック、石油危機、プラザ合意、日米通商摩擦、バブルの崩壊、二十五年にわたるデフレ……。本書は、その節目節目に目撃者として居合わせてきた著者が綴る超体験的な戦後日本経済史である。日本経済再生のために、我々は、今こそこの歴史に学ばなければならない。◇第一章 高度成長期の終焉ーー一九七〇年代前半◇第二章二ショック続きの日本列島ーー一九七〇年代後半◇第三章 転換の時代ーー一九八〇年代◇第四章激動の時代ーー一九九〇年代◇第五章 課題山積の時代ーー二〇〇〇年代以降おわりに 「戦後レジーム」からの脱却を発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックスプロフィール田村秀男(たむら・ひでお)産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員。昭和21(1946)年、高知県生まれ。昭和45(1970)年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、日本経済新聞社に入社。ワシントン特派員、経済部次長・編集委員、米アジア財団(サンフランシスコ)上級フェロー、香港支局長、東京本社編集委員、日本経済研究センター欧米研究会座長(兼任)を経て、平成18(2006)年、産経新聞社に移籍、現在に至る。主な著書に『日経新聞の真実』(光文社新書)、『人民元・ドル・円』(岩波新書)、『経済で読む「日・米・中」関係』(扶桑社新書)、『日本再興』(ワニブックス)、『アベノミクスを殺す消費増税』(飛鳥新社)、『日本経済はだれのものなのか』(共著・扶桑社)、『経済と安全保障』(共著・育鵬社)、『日本経済は再生できるか』(ワニブックス【PLUS】新書)がある。

著者紹介

古田 ゆかり (フルタ ユカリ)  
1962年、神奈川県生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。科学技術コミュニケーター、科学技術コミュニケーション・プロデューサー、サイエンスライター、元北海道大学科学技術コミュニケーション教育研究部門特任准教授。専攻は博物館学、科学技術コミュニケーション。学部で化学を専攻し、科学、環境に関する執筆活動をおこなう。科学技術コミュニケーション活動グループ・サイエンスカクテル主宰。科学と社会に関わるイベントや学習プログラムを実践。科学館での社会的な活動や提案をおこなう。技術の活用や理解促進をテーマに企業博物館を多数取材。著書に『環境スペシャリストになるには』(ぺりかん社)、共著に『おはようからおやすみまでの科学』(筑摩書房)、『日本FOOD紀』(ダイヤモンド社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)