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クルディスタンを訪ねて トルコに暮らす国なき民

出版社名 新泉社
出版年月 2003年3月
ISBNコード 978-4-7877-0300-2
4-7877-0300-5
税込価格 2,530円
頁数・縦 310P 20cm

商品内容

要旨

「世界最大の国なき民」―クルド民族。現在、クルド人の土地=クルディスタンはトルコ、イラン、イラク、シリアなどの国境線で分断され、それぞれの国では同化政策や差別に直面している。クルディスタンを訪ね続ける写真家が綴った、トルコに生きるクルドの人々の文化、生活の素顔、背負い続ける苦難の現実、そして出会いと旅の記憶―。

目次

プロローグ はじめてのクルド人のまち―ドウバヤズット
1 行き先は「クルド」(行き着いたまち―メルシン
ネブロスの炎―ディヤルバクル ほか)
2 時をかけて(クルド人であること、トルコ国民であること―イスタンブール
素顔のクルディスタン―ドウバヤズット ほか)
3 彼らの居場所(国境線の向こうへ―ハッサケ
水に沈む遺跡と生き残った村―バトマン周辺 ほか)
4 私のなかのクルディスタン(みちのり―バスの車中
皆既日食―ジズレ ほか)

著者紹介

松浦 範子 (マツウラ ノリコ)  
1964年、千葉県生まれ。1986年、武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒業。高校教師、会社員などを経て、現在、フォトグラファー。1996年より、トルコ、シリア、イランのクルディスタンを繰り返し訪問。雑誌「世界」「日本カメラ」「未来」「インパクション」などでも、クルド人、クルディスタンの写真を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)