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北辺の海の民・モヨロ貝塚

シリーズ「遺跡を学ぶ」 001

出版社名 新泉社
出版年月 2004年2月
ISBNコード 978-4-7877-0431-3
4-7877-0431-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

文学賞情報

2011年 第65回 毎日出版文化賞受賞

要旨

北海道オホーツク沿岸の五世紀、北の大陸からやって来たオホーツク文化人が独自の文化を花開かせていた。その後、九世紀にこつ然と消えたこの北辺の海の民の暮らしを、その中心的な遺跡「モヨロ貝塚」から明らかにし、古代のオホーツク海をめぐる文化交流を描く。

目次

第1章 モヨロ発見の物語(オホーツクの海辺
モヨロ貝塚の発見
バリカンと考古学 ほか)
第2章 モヨロ貝塚の発掘(北端の遺跡をねらえ
モヨロを掘る
モヨロ人はどこから ほか)
第3章 オホーツク文化の解明(海洋狩猟民の文化を追う
オホーツク文化研究の深まり
オホーツク文化のなかのモヨロ貝塚)
第4章 モヨロ貝塚の現状とこれから

著者紹介

米村 衛 (ヨネムラ マモル)  
1956年生まれ。明治大学大学院文学研究科修士課程修了。網走市立郷土博物館学芸員となり、オホーツク沿岸域の埋蔵文化財調査に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)