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江戸のミクロコスモス・加賀藩江戸屋敷

シリーズ「遺跡を学ぶ」 011

出版社名 新泉社
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-7877-0531-0
4-7877-0531-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

東京大学・本郷キャンパスは戦火をまぬがれ、その後急激な再開発がおこなわれなかったため、江戸時代の遺構が良好な状態でのこされていた。上は藩主から下は奉公人まで数千人は暮らしていたといわれる「江戸の小宇宙」加賀藩本郷邸の姿を考古学から明らかにする。

目次

第1章 発掘された江戸屋敷
第2章 御殿空間を探訪する(溶姫の御守殿
藩邸の中枢・表御殿
隠居御殿
庭園)
第3章 詰人空間を探訪する(東御門と東御長屋
足軽・聞番長屋
上級藩士が暮らした八筋長屋)
第4章 考古学からみた藩邸の暮らし(藩主の饗応
藩士たちの生活道具
ゴミが語る暮らし
便所が語る暮らし
遺物が語る暮らしのうるおい)
第5章 江戸のミクロコスモス

著者紹介

追川 吉生 (オイカワ ヨシオ)  
1971年5月5日東京生まれ。明治大学大学院博士前期課程修了。明治大学考古学博物館での嘱託勤務を経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科助手。日本考古学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)