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石にこめた縄文人の祈り・大湯環状列石

シリーズ「遺跡を学ぶ」 017

出版社名 新泉社
出版年月 2005年7月
ISBNコード 978-4-7877-0537-2
4-7877-0537-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

秋田県北東部、遠くに山並みを望む見晴らしのよい台地に、縄文後期につくられた径四十数メートルの二つのストーンサークルがある。近年の発掘で周辺にも多くの石の遺構がみつかった。厖大な数の石を運び、巨大なモニュメントをつくりあげた縄文人の祈りをさぐる。

目次

第1章 北の巨大モニュメント(縄文人による石の造形
墓場か、祭祀場か)
第2章 発掘と保存の歩み(地域の人びとによる発見と保存
学術調査の進展 ほか)
第3章 大湯環状列石の解読(規則性のあるサークル
弧状の配石墓群 ほか)
第4章 大湯環状列石の変遷(環状列石の成立と分散化
今後の研究の課題)
第5章 よみがえる祈りの空間(縄文景観を復元する
環状列石を復元する ほか)

著者紹介

秋元 信夫 (アキモト ノブオ)  
1952年秋田県生まれ。1977年弘前大学理学部物理学科卒業。青森県教育委員会文化課を経て、1980年から鹿角市教育委員会に所属。御休堂遺跡、天戸森遺跡、新斗米館跡などの調査や大湯環状列石の環境整備事業に従事。鹿角市教育委員会生涯学習課主幹・大湯ストーンサークル館主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)