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中国山地の縄文文化・帝釈峡遺跡群

シリーズ「遺跡を学ぶ」 036

出版社名 新泉社
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-7877-0736-9
4-7877-0736-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

中国山地の名勝地・帝釈峡。川の流れによって石灰岩が削られてできた数多くの洞穴と岩陰は、太古、縄文人たちの生活の場であった。いく層にもわたって残されていた土器・石器や動物の骨、埋葬遺構などの調査から、山地で暮らした縄文人の生態と文化をさぐる。

目次

第1章 石灰岩地帯の一大洞穴遺跡群(帝釈峡遺跡群の発見と調査
洞穴と岩陰
生活空間としての洞穴)
第2章 帝釈縄文人の生業(先土器時代の動物群
縄文時代の豊富な動物
山地型の狩猟採集活動
動物相からみた環境の変化)
第3章 埋葬と集団関係(多数の埋葬人骨群
再葬と家族墓)
第4章 地域間の交流(多様な縄文土器の動態
貝製品と石器石材の遠隔地交易)
第5章 中国山地の縄文文化(中国山地の縄文遺跡
ひろい交流と山地型の生業
帝釈峡遺跡群の今後)

著者紹介

河瀬 正利 (カワセ マサトシ)  
1941年生まれ。広島大学教育学部卒業。広島大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)