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武田軍団を支えた甲州金・湯之奥金山

シリーズ「遺跡を学ぶ」 039

出版社名 新泉社
出版年月 2007年9月
ISBNコード 978-4-7877-0739-0
4-7877-0739-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

「武田の隠し金山」伝承が語り継がれてきた山梨県身延町・下部温泉郷の山奥。そこは戦国の雄、武田軍団を支えた甲州金の代表的鉱山であった。山中での過酷な発掘調査によって明らかになった採掘・産金の全貌、そして武田氏の興亡と金山の盛衰を解説する。

目次

第1章 「武田の隠し金山」解明へ(伝承のなかの金山
山中の過酷な発掘調査
姿をあらわした湯之奥三金山)
第2章 金山遺構の全貌(金山沢の一二四のテラス
中山金山の心臓部、精錬場跡
特徴のあるテラス
地位ある人もいた生活の場)
第3章 湯之奥金山の「金」(山金山の産金法
湯之奥型の鉱山臼
陶磁器にみる湯之奥金山の盛衰
金山の暮らしの痕跡)
第4章 武田氏の興亡と金山の盛衰(金鉱脈と金山衆
戦国期・武田氏の諸金山
文書にみる湯之奥金山の盛衰)
第5章 甲州で誕生した貨幣制度

著者紹介

谷口 一夫 (タニグチ カズオ)  
1938年、神奈川県横浜市生まれ。明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。現在、甲斐黄金村・湯之奥金山博物館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)