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理系の扉を開いた日本の女性たち ゆかりの地を訪ねて

出版社名 新泉社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-7877-0906-6
4-7877-0906-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 235,3P 20cm

商品内容

要旨

百年余り前、女性は大学に進学できなかったし、ましてや科学分野の仕事にはつけなかった。そんな男性中心社会の厚い壁に立ち向かい、理系の扉を開いた科学者、医師、看護師などの女性先駆者たち。全国各地に生誕の地やゆかりの地を訪ね、人物と業績を紹介する紀行エッセイ。

目次

数奇な運命に翻弄されながら、四〇代から地域医療に貢献した女医―野中婉女
眼科医で俳人でもあった女医―度会園女
日本の近代を担う偉人たちを育てた蘭学塾の慈母―緒方八重
シーボルトの娘で西洋医学を初めて修得した女医―楠本イネ
鎖鎌を携えて夜半一人で往診した先駆的助産師―津久井磯
日本の保母第一号―豊田芙雄子
「公許女医登録第一号」となった女医―荻野吟子
「公許女医登録第三号」となった女医―高橋瑞子
産婆学校(助産師学校)を創設し、自立的博愛的教育を行なった助産師―村松志保子
日本最初の看護婦―大関和〔ほか〕

著者紹介

西條 敏美 (サイジョウ トシミ)  
1950年徳島県生まれ。1974年関西大学工学部卒業。1976年関西大学大学院修士課程工学研究科修了。現在、徳島県立徳島中央高等学校教諭。専攻は理科教育・物理教育・科学史。所属:日本理科教育学会、日本物理教育学会、日本物理学会、日本科学史学会、徳島科学史研究会ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)