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東京下町に眠る戦国の城・葛西城

シリーズ「遺跡を学ぶ」 057

出版社名 新泉社
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-7877-0937-0
4-7877-0937-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

東京の下町、葛飾区青戸にかつて戦国の城があった。上杉氏によって築かれ、小田原北条氏が攻略し、長尾景虎(上杉謙信)の侵攻、北条の再奪取、秀吉の小田原攻めによる落城と幾多の攻防がくり広げられた。関東における戦乱の最前線となった葛西城の実態にせまる。

目次

第1章 東京下町の歴史を見直す(関東の玄関口
伝説から実証へ
葛西城の発見)
第2章 葛西城をめぐる攻防(関東の戦国時代のはじまり
小田原北条氏の侵攻
古河公方足利義氏の元服
落城、再攻略)
第3章 よみがえる葛西城(環状七号線道路というトレンチ
堀と本丸
穴のなかをのぞく)
第4章 戦国を物語る品々(泥んこ考古学
茶の湯と高級陶磁器
城内の暮らしぶり
一粒の種とかわらけ
「関東の将軍」御座の城)
第5章 葛西落城(秀吉の小田原攻め
家康の江戸入部と青戸御殿)

著者紹介

谷口 榮 (タニグチ サカエ)  
1961年、東京都葛飾区生まれ。国士舘大学文学部史学地理学科卒業。現在、葛飾区郷土と天文の博物館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)