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東西弥生文化の結節点朝日遺跡

シリーズ「遺跡を学ぶ」 088

出版社名 新泉社
出版年月 2013年4月
ISBNコード 978-4-7877-1238-7
4-7877-1238-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

本州中央に位置する濃尾平野。西日本弥生文化の東端の地に誕生した“朝日集落”は、やがて西と東の弥生文化をつなぐ結節点へと発展していった。環濠や逆茂木(さかもぎ)などの強固な防御施設を築き、生産と交易の拠点となった巨大集落の実像を解き明かす。

目次

第1章 姿をあらわした巨大集落(東海地方最大の弥生集落
発掘調査のあゆみ ほか)
第2章 貝殻山貝塚とその周辺―弥生時代前期(弥生前期の集落
複雑な土器の系譜 ほか)
第3章 弥生時代の都市計画―弥生時代中期(集落の基本計画
強固な防御施設は何を意味する? ほか)
第4章 最後の集落―弥生時代後期から古墳時代前期(後期の環濠集落
多彩な金属器 ほか)
第5章 朝日遺跡の未来

著者紹介

原田 幹 (ハラダ モトキ)  
1969年、愛知県生まれ。金沢大学大学院文学研究科史学専攻修了、文学修士。財団法人愛知県埋蔵文化財センターを経て、現在、愛知県教育委員会文化財保護室主査。金沢大学大学院人間社会環境研究科後期博士課程在学中。専門は石器使用痕研究、東アジアの初期農耕文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)