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狩猟採集民のコスモロジー神子柴遺跡

シリーズ「遺跡を学ぶ」 089

出版社名 新泉社
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-7877-1239-4
4-7877-1239-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

遙か南アルプスの山々を望み、天竜川へとつづく丘の突端、残された重厚な石斧と美しい尖頭器の数々。はたして実用品なのかシンボルか、なぜこの地に置き去りにされたのか。縄文時代の暁を告げる石器群の謎を読み解き、狩猟採集民の世界観(コスモロジー)に迫る。

目次

第1章 神子柴遺跡の発見(姿をあらわした石器群
神子柴石器カタログ
遺志をつぐ調査研究報告書の刊行)
第2章 謎の探究へ(謎めいた石器の配置
石材解明の旅
どのように作られ、はたして使われたのか)
第3章 神子柴文化を追う(探求者たち
時代を探る
神子柴文化の軌跡)
第4章 狩猟採集民のコスモロジー(神子柴遺跡の時代
神子柴遺跡とは何か)

著者紹介

堤 隆 (ツツミ タカシ)  
1962年、長野県佐久市生まれ。國學院大學大学院博士後期課程修了。博士(歴史学)。現在、長野県御代田町浅間縄文ミュージアム主任学芸員、八ヶ岳旧石器研究グループ代表、明治大学黒耀石研究センター研究員。第13回藤森栄一賞(1992年)、第16回岩宿文化賞(2007年)受賞。専門は旧石器考古学、奈良・平安時代の考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)