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北の自然を生きた縄文人・北黄金貝塚

シリーズ「遺跡を学ぶ」 097

出版社名 新泉社
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-7877-1337-7
4-7877-1337-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

北海道南西部、噴火湾をのぞむ北黄金の丘で、厚く積みかさなったカキ・ホタテ・ハマグリの貝殻とともに、死者を篤く葬った墓やシカの頭骨を祀った儀礼の跡が見つかった。環境の変化のなかで多様な食料資源を利用し、自然に祈りを捧げた縄文人のこころにせまる。

目次

第1章 縄文の風吹く丘(噴火湾と北黄金
縄文の丘での出会い
伊達高校郷土研究部
北黄金貝塚の発掘)
第2章 移りゆく貝塚を追う(縄文海進と海退
自然とともに生きる)
第3章 縄文人のこころに迫る(なぜ貝塚に墓があるのか
人骨が語るもの
動物儀礼
水場の祭祀)
第4章 縄文人の暮らしに迫る(縄文人の食卓
祭祀と贈り合い
小さな集落)
第5章 北黄金貝塚のこれから(市民参加の公園
市民学としての考古学)

著者紹介

青野 友哉 (アオノ トモヤ)  
1972年北海道小樽市生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒業。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、伊達市噴火湾文化研究所学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)