• 本

森浩一著作集 3

渡来文化と生産

出版社名 新泉社
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-7877-1523-4
4-7877-1523-2
税込価格 3,080円
頁数・縦 333P 20cm
シリーズ名 森浩一著作集

商品内容

要旨

鉄や須恵器生産から古墳時代を探究。

目次

鉄と須恵器(古墳出土の鉄〓(てい)について
和泉河内窯の須恵器編年
大阪府南部窯址資料による須恵器編年略表
南海道の古代窯業遺跡とその問題)
海の生活(飯蛸壷形土器と須恵器生産の問題
古代産業―漁業
製塩についての二つの覚書
生道塩
海の生活―玄界・瀚海の海人)
馬と牛の考古学(考古学と馬
大化薄葬令の馬の殉殺について
陝西省で見た石馬と石牛
日本古代の牛をめぐって)

おすすめコメント

「古墳」そのものだけではなく、古墳時代に生きた人々と社会をいきいきと描こうとした森浩一は、古代の生産活動に注目した。「鉄と須恵器」「馬」「海の生活」をキーワードに大陸との関係を視野に入れた貴重な論考を収録する。

著者紹介

森 浩一 (モリ コウイチ)  
1928〜2013年。大阪市生まれ。1951年同志社大学文学部英文科卒業。1957年同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。大阪府立泉大津高校教諭、関西大学講師を経て、1965年同志社大学文学部専任講師、のち1972年同志社大学文学部教授。1999年同志社大学を退職し、同大学名誉教授。2012年第二十二回南方熊楠賞受賞。2013年8月6日逝去(八十五歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)