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倭人の祭祀考古学

出版社名 新泉社
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-7877-1708-5
4-7877-1708-1
税込価格 2,750円
頁数・縦 286P 21cm

商品内容

要旨

縄文文化と大陸文化の融合によって生まれた日本人の信仰世界の基層である倭人の祭祀は、縄文系・中国中原(農耕民)系・北方遊牧民系の大きく三つの文化系統の祭祀が融合した独特な祭祀文化であることがわかってきた。稲作農耕を根本とした祭祀であるという従来の考え方を見直す。

目次

プロローグ 祭祀と象徴の考古学
性と身体
装身と仮面
剣崇拝
戈の祭祀
戈と盾をもつ人
杵で臼をつく人
弥生絵画の体系
絵画の起源と系譜
銅鐸文様と祭祀
異形の身体
倭人の祭祀と社会―形成と変容

著者紹介

小林 青樹 (コバヤシ セイジ)  
1966年群馬県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期日本史学専攻満期退学。博士(文学)。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手、國學院大學栃木短期大学教授を経て、奈良大学文学部文化財学科教授。専門は東アジア考古学・祭祀考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)