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名古屋城・天守木造復元の落とし穴

出版社名 新泉社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-7877-2306-2
4-7877-2306-5
税込価格 2,750円
頁数・縦 340P 19cm

商品内容

要旨

江戸時代の城が蘇ったら嬉しい、しかし…大地震や火災などに対する安全性は確保できるのか。誰もが入れるバリアフリーは実現できるのか。そもそも復元天守は“本物”なのか、文化財なのか。誰のための、何のための建築物なのか。

目次

1 名古屋城・天守木造復元のゆくえ(プロローグ 近世城郭の到達点、名古屋城
天守木造復元計画はこうして始まった
名古屋城跡の「本質的価値」はどこにある?
木造天守の建築は許可されるのか?
奇襲作戦、現天守先行解体!?
石垣補修と基礎構造の見直し
誰のための天守木造復元か)
2 各地の城郭復元・修復事情(プロローグ 観光立国と文化財保護
熊本城―熊本震災からの復興の象徴
首里城―沖縄県民のアイデンティティの象徴
姫路城―日本の世界遺産第一号
江戸城―江戸城天守は東京のランドマークか? ほか)

出版社・メーカーコメント

江戸時代の城が蘇ったら素晴らしいかもしれない。しかし、そこにはさまざまな難問が。大地震や火災などに対する安全性は確保できるのか。誰もが入れるバリアフリーは実現できるのか。そもそも復元天守は”本物”なのか、文化財なのか。誰のための、何のための建築物なのか。

著者紹介

毛利 和雄 (モウリ カズオ)  
1948年生まれ。早稲田大学第一政治経済学部卒業。元NHK解説主幹。文化財報道に長年携わる。日本イコモス国内委員会会員、日本記者クラブ会員、文化財保存全国協議会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)