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縄文編みかごの世界 東名遺跡

シリーズ「遺跡を学ぶ」 167

出版社名 新泉社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-7877-2337-6
4-7877-2337-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

有明海に臨む佐賀平野、一面に広がる水田の下五メートルの地中から、縄文時代早期の大貝塚とムラの跡がみつかった。厚い粘土層にパックされて朽ちずに残った七〇〇点あまりの「縄文編みかご」や動物の骨、木の実などは、土器や石器ではわからない縄文人の生活を伝えてくれる。

目次

第1章 地中深くに貝塚が…(奇跡の発見
居住域の調査(一次調査)
湿地性貝塚の調査(二次調査))
第2章 縄文のタイムカプセル(奇跡的にそろった三つの環境
居住域の遺構
貝層を調べる
貝塚に残されたもの
湿地に残されたもの)
第3章 縄文編みかごの世界(列島最古・最多
徹底的に調べる
編みかごの復元
復元からみえてきたこと)
第4章 東名縄文ムラ(東名縄文人
生業の移り変わり
ものづくりの広域交流
変動する環境を生き抜く
東名縄文人たちはどこへ)
第5章 東名遺跡のこれから(東名遺跡の保存
東名遺跡のこれから)

出版社・メーカーコメント

有明海に臨む佐賀平野、一面に広がる水田の下五メートルの地中から、縄文時代早期の大貝塚とムラの跡がみつかった。厚い粘土層にパックされて朽ちずに残った七〇〇点あまりの「縄文編みかご」や動物の骨、木の実などは、土器や石器ではわからない縄文人の生活を伝えてくれる。

著者紹介

西田 巌 (ニシダ イワオ)  
1966年、福岡県大牟田市生まれ。山口大学人文学部人文学科卒業。現在、佐賀市地域振興部文化財課主幹。東名遺跡の1次調査(1993年〜)、2次調査(2004年〜)を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)