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逸脱の唱声 歌謡(うた)の精神史

出版社名 梟社
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-7877-6326-6
4-7877-6326-1
税込価格 3,300円
頁数・縦 356P 22cm

商品内容

要旨

歌とは何か?人はなぜ歌をうたうのか?思わず口ずさむ鼻歌。馬子歌、舟歌などの旅の歌。田植え、草取り、石曳きなどの仕事歌。恋する男女、来臨した神と人、帰来した死者と生者が取り交わす掛け合いの歌。太初から今日のカラオケまで、歌のさまざまな形をつぶさに追い求め、境界を越えて響きわたり、人を逸脱へと誘い出す、歌の不思議な力を鮮やかに描き出す。

目次

序章 「うた」のある風景
第1章 彼岸への逸出―結界と道行(一)
第2章 境界の言語表現―結界と道行(二)
第3章 逸脱の唱声―室町びとの歌ごえ
第4章 音とことばの間―呪的音声表現の諸相
終章 歌謡の境域―ウタとトナエゴトの間

著者紹介

永池 健二 (ナガイケ ケンジ)  
1948年佐賀県生まれ。奈良教育大学教授。日本文学(日本歌謡史・歌謡文芸・柳田国男研究)専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)