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子ども版声に出して読みたい日本語 3

朋有り遠方より来たる 論語

子ども版 声に出して読みたい日本語 3

出版社名 草思社
出版年月 2004年8月
ISBNコード 978-4-7942-1332-7
4-7942-1332-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 1冊 21×23cm
シリーズ名 子ども版声に出して読みたい日本語

おすすめコメント

「子曰く、過ぎたるは猶お 及ばざるがごとし。」(孔子)・・・本物の名文を読むことが子どもの知的成長を促すと説く“齋藤メソッド”を元に作られた画期的絵本シリーズ!幼児から低学年に最適な、親子で朗読する本です。

内容抜粋

本書「腰を立てて背筋を伸ばして論語を声に出そう」より

論語の絵本というのは、画期的なことだ。いまはすばらしい絵本がたくさんある。子どもの想像力をかき立ててくれる楽しいものが多い。私はこうしたものだけではなく、背筋がすっと伸びるようなものも必要だと考え、思いきって論語の絵本を作ってみた。子どもたちが背筋を伸ばし論語をはっきりと読みあげている。これはまるで寺子屋の風景だ。かつての日本人の背筋は伸びていた。それが生きる気力につながっていた。地べたにへたり込む若者がめずらしくなくなったいま、小さいころから論語を体の中心に入れておくことは、きっと、のちのちの力になる。

著者紹介

斎藤 孝 (サイトウ タカシ)  
1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、現在、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション論。「宮沢賢治という身体」で宮沢賢治賞奨励賞、「身体感覚を取り戻す」で新潮学芸賞受賞。「声に出して読みたい日本語」(毎日出版文化賞特別賞)、「声に出して読みたい日本語第2巻・第3巻」が合わせて200万部を超えるベストセラーとなり、以降、「理想の国語教科書」「日本語ドリル」など次々と刊行する。また、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画監修をするなど常に斬新な問題提起を行っている
大滝 まみ (オオタキ マミ)  
1963年生まれ。デザイン事務所K2を経てフリーに。「守備範囲は広く、面白い球は積極的に捕る」を信条に、雑誌挿し絵、装幀、絵本、ポスターなど、こどものためのかわいいものからオトナのセクシーまで同じテイストで描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)