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平城京 古代の都市計画と建築 新装版

日本人はどのように建造物をつくってきたか

出版社名 草思社
出版年月 2010年3月
ISBNコード 978-4-7942-1750-9
4-7942-1750-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 95P 26cm
シリーズ名 平城京

商品内容

要旨

平城遷都1300年記念。みごとな都市計画にもとづいた壮大な「都」の誕生。20年にわたり発掘現場で調査にあたってきた建築史の学者が、地中からの「証言」に耳をかたむけ、状況証拠から事実を読みとって、イラストレーターとともに推理し、まとめた平城京の造営の物語。

おすすめコメント

あのロングセラーの名著がソフトカバーの新装版で登場!   いまから1300年も前に、壮大な都市計画にもとづいた「大都市」が運営されていた。その中心には「世界最大の鋳造仏」が鎮座し、その近隣には「世界最古の木造建築」がたたずむ。古代の日本人の驚くべき知恵と技術の結晶を、それぞれの専門家がくわしく調べた結果を、建築家出身であるイラストレーターが図解した名著が、ソフトカバーの廉価新装版で再登場しました! 出土品を細部に渡って検証し、宮殿や住宅建築の技法を紹介し、道路、川、橋を整備していった方法や、風呂、便所、台所など平城京の暮らしの細部まで再現する。

著者紹介

宮本 長二郎 (ミヤモト ナガジロウ)  
1939年大阪に生まれる。横浜国立大学工学部建築学科卒業。同大学院修了後、東京大学大学院をへて、1967年奈良国立文化財研究所に入所。1991年より文化庁文化財保護部建造物課主任文化財調査官。94年東京国立文化財研究所に入所、95年より同所国際文化財保存修復協力センター長。99年より2007年まで東北芸術工科大学教授。工学博士。20年にわたって平城京内の寺院や宅地跡、平城京跡の発掘にあたってきた。おもに縄文時代から中世にかけての住宅建築を専門とする数少ない学者である
穂積 和夫 (ホズミ カズオ)  
1930年東京に生まれる。東北大学工学部建築学科卒業。長沢節氏に師事して絵を学ぶ。松田平田設計事務所をへてイラストレーターに。アイビーファッションのイラストなど、おもにファッションや自動車などの分野で活躍してきたが、現在では日本の歴史的な建造物や街並み、歴史風俗などを描くことに意欲的に取り組んでいる。昭和女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)