京都千二百年 下 新装版
世界の歴史都市へ
日本人はどのように建造物をつくってきたか
出版社名 | 草思社 |
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出版年月 | 2014年8月 |
ISBNコード |
978-4-7942-2074-5
(4-7942-2074-X) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 111P 26cm |
シリーズ名 | 京都千二百年 |
商品内容
要旨 |
下巻では、戦国時代から現代までの約五百年にわたる京都の町の変化をたどります。中世末、京都の主役におどりでた町衆の前に立ちふさがったのは信長でした。やがて秀吉の世には、町のまわりにお土居が築かれて京都は城下町と化します。さらに徳川幕府が圧倒的な権力で都びとに君臨した江戸時代。それが覆される幕末の動乱期。そして天皇の東幸にともなう都市の空洞化と近代都市への脱皮―京都の町にはあいついで苦難が襲いかかってきます。しかし、そのつど困難を乗り越え、都市を活性化させる原動力となったのは、町衆の流れをくむ京都人の知恵とたゆみない努力でした。その底には、平安京以来つちかわれてきた伝統文化の力が脈々と流れていることに、この本を通して気づかされることでしょう。 |
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