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ドゥルーズ・知覚・イメージ 映像生態学の生成

出版社名 せりか書房
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-7967-0344-4
4-7967-0344-6
税込価格 3,520円
頁数・縦 310P 21cm

商品内容

要旨

ドゥルーズ哲学の強いインパクトを背景に、激変する映像環境がいかに“身体と生のイメージ”に作用しているかを鋭く洞察する論考と、映画・ヴィデオアート・ダンス・演劇など身体表現にかかわるアーチストとの対話を通して、複雑多様な映像表現を解明すべく新たなジャンル“映像生態学”を提唱する。

目次

映像生態学のほうへ
1 映像の知覚を再考する(触感的知覚の考古学
潜在的なものを予見する
知覚しがたいもの、イメージ空間)
2 批判と創造―アーチストの観点(ドゥルーズとストローブ夫妻のあいだで―生の移動としての出逢い
ヒロシマ、身体、イメージ
欲望のアナログな流れ
映像は身体からやってきた)
3 ドゥルーズ哲学からの生成変化(ディアグラムと身体―図表論的思考について
エイハブの恥辱か、フェダラーの勇気か。―ドゥルーズとフーコー
無知の砂漠―皮膚・補綴・ダンス
また消えるために―思考のイメージについて
ニヒリズムと生政治)
4 ディアスポラあるいは知覚のノマディズム(彷徨う線―フェルナン・ドゥリニーについて
日本と西洋のあいだでの芸術的ディアスポラ―ジルベール・シモンドン、ウィリアム・バトラー・イェイツ、スティーヴ・パクストンの予期せざるコネクション
世界の音に出会う
演劇の皮膚)

著者紹介

宇野 邦一 (ウノ クニイチ)  
1948年松江市生まれ。パリ第8大学哲学博士。立教大学名誉教授。現代フランス文学思想専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)