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「悪」の進化論 ダーウィニズムはいかに悪用されてきたか 同志社大学講義録

出版社名 集英社インターナショナル
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-7976-7398-2
4-7976-7398-2
税込価格 3,300円
頁数・縦 542P 20cm

商品内容

要旨

チャールズ・ダーウィンが発表した進化論は従来の世界観を根底から覆し、科学に「パラダイム・シフト」を起こした。そして、今日もなお、ダーウィニズムは「人間とは何か」「生命とは何か」を考える原点として多大な影響力を持っている。まさに「近代史を変えた思想」だ。だがその一方で、進化論はダーウィンの意図を逸脱した形で受容されてきた。その結果、生まれたのが、人種差別を肯定する社会進化論であり、また人類の「進化」を企図する共産主義であったが、その「悪」は今ふたたび世界に広がりつつある。日本を代表する知性・佐藤優が同志社大学「伝説の集中講義」で縦横無尽に語り尽くした、ダーウィニズムと現代史の関係をここに完全再現する。

目次

序 講義を始める前に
第1講 トランプも悪用した「進化論」のロジック
第2講 今も残る「社会進化論」の害毒
第3講 ナチズムの父はダーウィンだった?
第4講 歴史もまた「進化」するか―唯物史観
第5講 スターリンに影響を与えたダーウィニズム
第6講 宗教になった「マルキシズム」
第7講 「神殺し」をするドーキンス進化論

出版社・メーカーコメント

堂々、544ページの講義録、ついに上梓なる!現代科学を根底から変えた進化論──そこには語られざる「暗黒面」があった。生物学のみならず、現代史をも変えてしまったダーウィニズムの功罪を、現代日本を代表する「碩学」が解剖する。◎ヒトラー、マルクス、スターリン、そしてトランプ──彼らの「産みの親」は進化論だった!◎同志社大学で行なわれた「伝説の集中講義」を、学生たちとの率直なやりとりも含めて完全再現。◎佐藤優氏が自家薬籠中のものとしている神学、西洋哲学史、資本論などの観点から「ダーウィニズム」が本質的に持つ危険性を解剖する!◎『ハーバード白熱教室講義録』や『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義』など、欧米の名門大学での講義録が人気を集めているが、日本にもそれに匹敵する講義があった! めくるめく知の世界に読者をいざなう!【もくじ】第1講 トランプも悪用した「進化論」のロジック第2講 今も残る「社会進化論」の害毒第3講 ナチズムの父はダーウィンだった?第4講 歴史もまた「進化」するか──唯物史観第5講 スターリンに影響を与えたダーウィニズム第6講 宗教になった「マルキシズム」第7講 「神殺し」をするドーキンス進化論【著者略歴】作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。1985年に同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、本省国際情報局分析第一課において、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部に逮捕され、2005年に執行猶予付き有罪判決を受ける。2009年に最高裁で有罪が確定し、外務省を失職。2005年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。2006年に『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『ファシズムの正体』(インターナショナル新書)、『未来のエリートのための最強の学び方』(集英社インターナショナル)など著書多数

著者紹介

佐藤 優 (サトウ マサル)  
作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。1985年に同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、本省国際情報局分析第一課において、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部に逮捕され、2005年に執行猶予付き有罪判決を受ける。2009年に最高裁で有罪が確定し、外務省を失職。2005年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。2006年に『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)