• 本

イノベーションへの解 利益ある成長に向けて

Harvard business school press

出版社名 翔泳社
出版年月 2003年12月
ISBNコード 978-4-7981-0493-5
4-7981-0493-0
税込価格 2,200円
頁数・縦 373P 20cm
シリーズ名 イノベーションへの解

商品内容

要旨

本書では、新事業を予測通り発展させる立場にあるマネージャーに指針を与える。収益ある成長事業の構築とは、あまりにも膨大なテーマである。そのためここでは、成長を生み出すためにあらゆるマネージャーが下さなくてはならない、九つの意思決定に的を絞った。これらはイノベーションのブラック・ボックスのなかで成功するための重要な決定である。

目次

第1章 成長という至上命令
第2章 最強の競合企業を打ち負かす方法
第3章 顧客が求める製品とは
第4章 自社製品にとって最高の顧客とは
第5章 事業範囲を適切に定める
第6章 コモディティ化をいかにして回避するか
第7章 破壊的成長能力を持つ組織とは
第8章 戦略策定プロセスのマネジメント
第9章 良い金もあれば、悪い金もある
第10章 新成長の創出における上級役員の役割
終章 バトンタッチ

おすすめコメント

「イノベーションのジレンマ」第2弾!最強の競合企業を打ち負かす方法、顧客が求める製品、コモディティ化をいかに回避するか、戦略策定プロセスのマネジメントなど、企業がイノベートし続けるための鍵がここにある!

著者紹介

クリステンセン,クレイトン (クリステンセン,クレイトン)   Christensen,Clayton M.
ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)教授。主な研究・指導分野は、技術イノベーションのマネジメントと新技術のための新市場の開拓。HBS教授陣に加わる以前、MITの教授らとCPSコーポレーションを設立し、会長兼社長として経営に携わる。またレーガン政権でホワイトハウス・フェローを務めたほか、ボストン・コンサルティング・グループでの勤務経験を持つ。1997年刊の『イノベーションのジレンマ』でグローバル・ビジネス・ブック賞をはじめ、数々の学術賞を授賞。世界のリーディング・カンパニーの経営陣に対するコンサルティングを行っている。ブリガムヤング大学より経済学士号、ローズ奨学生として学んだオックスフォード大学より経済修士号(MPhil)、ハーバード・ビジネス・スクールより経営学修士号(MBA)および経営学博士号(DBA)を取得している
レイナー,マイケル (レイナー,マイケル)   Raynor,Michael E.
総合コンサルティング会社デロイトのシンクタンク部門、デロイト・リサーチ社ディレクター。電気通信、メディア、コンピュータ・ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、金融サービス、エネルギー、ヘルスケアなどの産業分野においてコンサルティングを行う。また、カナダ・オンタリオ州ロンドン市のリチャード・アイヴィー・ビジネススクール教授として、MBAおよび管理者教育プログラムで教鞭を執る。主な関心分野はイノベーションと企業戦略。イノベーションを通じて持続的に成功する方法や、不確実な競争環境で絶えず変化する需要に対処し開拓する方法について研究している。ハーバード大学から哲学士号、アイヴィー・ビジネススクールから経営学修士号(MBA)、ハーバード・ビジネス・スクールから経営学博士号(DBA)を取得している
玉田 俊平太 (タマダ シュンペイタ)  
1966年生まれ。1995年よりハーバード大学へ留学。ビジネススクールにてマイケル・ポーター教授のゼミに所属、競争力と戦略の関係について研究するとともに、クレイトン・クリステンセン教授からイノベーションのマネジメントについて指導を受ける。筑波大学講師を経て、2002年3月より、独立行政法人経済産業研究所・フェロー。専門はイノベーション経営、科学技術政策。東京大学博士(学術)
桜井 祐子 (サクライ ユウコ)  
翻訳家。双葉学園を経て京都大学経済学部卒業。オックスフォード大学大学院経営学研究科修了(MPhil)。東京三菱銀行などを経て、在英中の1997年より金融、経営、エネルギー分野の実務翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)