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プロダクト・レッド・グロース 「セールスがプロダクトを売る時代」から「プロダクトでプロダクトを売る時代」へ

出版社名 ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-7993-2784-5
4-7993-2784-4
税込価格 2,310円
頁数・縦 367P 19cm

商品内容

要旨

Zoomの圧倒的成長の秘密はPLGにあった!シリコンバレーで今注目のまったく新しい成長戦略。

目次

1 戦略をデザインしよう(PLGの重要性が急速に増しているのはなぜ?
武器を選ぼう―フリートライアル、フリーミアム、デモ、どれが最適?
海(オーシャン)のコンディションを調べる―あなたのビジネスはレッド・オーシャン?それともブルー・オーシャン?
オーディエンス―販売戦略はトップダウン型とボトムアップ型のどちらか?
タイム・トゥ・バリュー―いかに早く価値を示すことができるか?
MOATフレームワークでPLGモデルを選ぶ)
2 自社ビジネスの基盤を築こう(プロダクト主導型ビジネスの基盤を築く
プロダクトの価値を理解する
プロダクトの価値を伝える
価値を提供する
プロダクト主導型ビジネスにおける最もよくある過ち)
3 成長エンジンに火をつけよう(最適化プロセスを開発する
ボウリングレーン・フレームワーク
ユーザーごとの平均収益(ARPU)を上げる
チャーンビーストをやっつける
真に成功している企業はなぜプロダクト主導型なのか?)

出版社・メーカーコメント

経営者、プロダクトマネージャー、投資家必読! これからの成長戦略のメインストリームとなる「プロダクト・レッド・グロース(PLG:製品主導型成長戦略)」を体系的に紹介した日本初の書籍で、 PLGのメリット・デメリットから、自社プロダクトへの適性判断、実践方法までが、この1冊で丸わかり! 世の中の環境と働き方が変わる中、Zoom、Slack、Dropboxなど多くのサービスが、 新時代のビジネスインフラを担うようになりました。 実は、これらの急成長企業は皆、同じ成長戦略を採用しています。 それが、PLG 、製品主導型の成長戦略なのです。 PLGとは、 プロダクトをいち早くエンドユーザーに届け、その価値をできるだけ早く感じてもらうことで、「プロダクトでプロダクトを売る状態」を目指す戦略 のことです。 サブスクリプションサービスやアプリなど、試したい時にすぐに試せる環境に慣れてしまった私たちにとって、 「いかに早く、プロダクトの価値を感じることができるか?」があたりまえとなりました。 セールスがプロダクトを売る時代は終わり、プロダクトでプロダクトを売る時代へと一気にパラダイムシフトが起きているのです。 そんな時代の流れもあり、現在、米国のソフトウェア・スタートアップ業界において 「2020年はPLG時代」とも言われています。 本書では、PLGという成長戦略について、 そのメリット・デメリット、自社プロダクトへの適性判断から実践方法まで を、 様々なフレームワークを駆使しながら解説しています。 特に、以下のような方におすすめです。 ・プロダクトを作っているマネージャー、パートナー、経営者 ・成長企業が行っている戦略と実践方法を知りたい経営者、投資家 ・実際に企業戦略の検討・実施を行っているマネージャー ・これからSaaSについて知識を増やしていきたい、ビジネストレンドをつかみたいビジネスパーソン プロダクト導入の意思決定者は、経営者から部門責任者、そしてエンドユーザーへと変化してきました。 成長戦略も意思決定者層に最適化され、時代と共に変化を遂げています。 エンドユーザー中心となった今、PLGの流れを知ることは、これから10年続くプロダクト主導の新時代を生きる羅針盤となることでしょう。

著者紹介

ブッシュ,ウェス (ブッシュ,ウェス)   Bush,Wes
プロダクト・レッド・インスティチュートの創業者・学長。日々、教壇に立ち、どのようにすれば旧来の営業手法から離れ、プロダクト・レッド・グロース・メソッドを使ってSaaSビジネスの成長エンジンに火をつけることができるかを教えている。ウォータールー大学グローバルビジネスおよびデジタルアーツ学部卒業。ビジネスコンサルタントとしても多くの信頼を得ており、並外れた優れたプロダクトから得られる価値は、きらびやかなマーケティングや売り込みと引き換えにできるものではないことを理解している
岩澤 脩 (イワサワ オサム)  
ベンチャーキャピタリストUB Ventures代表取締役マネージングパートナー。リーマン・ブラザーズでの産業調査、野村総合研究所での経営コンサルティング・M&A・事業再生業務を経て、2011年ユーザベースに参画。日本・アジアでの事業立上げに従事後、2018年より現職。国内外20社を超えるSaaSスタートアップへの投資・成長支援を行う。慶應義塾大学理工学研究科修了(工学修士)
高野 泰樹 (タカノ タイジュ)  
UB Venturesベンチャーパートナー。2018年UB Venturesに参画。国内外SaaSスタートアップへの投資業務に従事後、2021年より熊川哲也主宰のK‐BALLETに参画、プロデューサーとしてバレエ企画・製作業務を掌管。現在UB Venturesでは、ベンチャーパートナーとしてPLG企業への投資・成長支援を行う。国際基督教大学教養学部卒業
八木 映子 (ヤギ アキコ)  
岡山県生まれ。幼少期と学生時代をカナダ・東京・ハワイで過ごす。大学卒業後、国内システムインテグレーター会社勤務。大学院卒業後、ITリサーチ会社にてカスタマーサクセスに従事。現在は主に事業会社にてウェブサービスの顧客関係管理を担当中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)