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就職氷河期世代の経済学

出版社名 日本能率協会マネジメントセンター
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-8005-9289-7
4-8005-9289-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 191P 19cm

商品内容

要旨

就職氷河期世代は本当に経済的に割をくっているのか。「歴史的賃上げ」でもあまり賃金が増えなかった世代をどう救う?人気エコノミストが昨今話題の就職氷河期世代を「経済視点」から解説!

目次

第1章 「就職氷河期世代」はなぜ生まれたのか 当時の採用市場。前後の世代と比較した違い(超売り手市場から就職氷河期へ
バブル崩壊を経て採用数の大幅縮小へ ほか)
第2章 「就職氷河期世代」の雇用事情 大企業勤務が少なく、平均賃金が低い(中年になった今もポスト縮小や抜擢人事で割を食っている
フリーター&派遣社員率が高く、全体賃金が目減りしている ほか)
第3章 「就職氷河期世代」の経済事情 年齢階層別データから見えてくるもの(無視できない就職氷河期世代の貧困問題、格差問題
貯蓄志向が強く、消費力が弱い就職氷河期世代が与える経済への影響 ほか)
第4章 「就職氷河期世代」生活事情 「お金を使わない文化」が定着した世代(物価が上がっているのに、消費支出が前の世代よりも低い
人口ボリューム世代なのに全体支出が増えない衝撃 ほか)

著者紹介

永濱 利廣 (ナガハマ トシヒロ)  
第一生命経済研究所首席エコノミスト。早稲田大学理工学部工業経営学科卒、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。1995年第一生命保険入社。98年より日本経済研究センター出向。2000年より第一生命経済研究所経済調査部、16年4月より現職。国際公認投資アナリスト(CIIA)、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。景気循環学会常務理事、衆議院調査局内閣調査室客員調査員、跡見学園女子大学非常勤講師などを務める。景気循環学会中原奨励賞受賞。就職氷河期に関する発信を多数行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)