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復興なんて、してません 3・11から5度目の春。15人の“いま”

出版社名 第三書館
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-8074-1500-7
4-8074-1500-X
税込価格 1,019円
頁数・縦 235P 18cm

商品内容

要旨

TVやマスメディアでは、ことあるごとに復興の2文字が踊り、「感動ストーリー」と絵になるシーンが繰り返されている。だが、現地に立てば誰にも明白だ。どこも復興なんて、していない。最新の現地直接実名取材で明かされる、被災各地二〇一五年の真実。

目次

1 家族が壊れて…(ばらばら避難。家族が会うのは年4、5回
大川小のことは忘れて復興です、って話?
私ってこんなに心配性だったの?
このままだと奥尻になる?夕張になる?
家族が増えるって、怖くないですか?)
2 街が壊れて…(現職の図書館員全員が亡くなり、再建に奔走
“仮設で死ぬんだぁ。しょうがないなあ”
復興が遅くなるほど、気力がなくなる
いつかは外から人が来なくなる時が来る
震災遺構、先に解体した処が損している
誰もが『何で生かされたの?』で生きている)
3 原発が壊れて…(3年4カ月後、初めての内部被曝検査
東電を信頼しなくちゃ、生活できなかった
線量が、除染をやる前に戻っているわけよ
「後始末はきちんと、と東電と国に言いたい」)