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すぐわかる日本の伝統色

改訂版

出版社名 東京美術
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-8087-0938-9
4-8087-0938-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 16,159P 21cm
シリーズ名 すぐわかる日本の伝統色

商品内容

要旨

四季の移ろい、王朝の雅、日々の営みが美しい「色の名前」になった…。日本的感性が紡ぎ出した風雅な色名約二〇〇色でひもとく、色の文化史。色を詠み込んだ古歌や古文を紹介。色に込められた思いや、色にまつわる物語を知る。絵画、工芸品、自然の情景など、優美な色彩文化を堪能できる豊富な実例。冠位十二階、威の色目、江戸の流行色などは特集でさらに詳しく。

目次

第1章 先史から奈良時代(赤への畏敬‐古代の特別な色―朱色/銀朱
都の壮麗‐丹塗りの建造物―埴・真赭/鉛丹色/丹色 ほか)
第2章 平安から室町時代(王朝人が愛した、紅花染の花の色―桜色/紅梅色/撫子色
濃きも薄きも‐都を風靡した紅色―韓紅花/薄紅/退紅/一斤染
公家にも武家にも好まれた濃い紅色―今様色/牡丹色/躑躅色 ほか)
第3章 桃山・江戸時代(戦場を飾った鮮やかな赤―猩々緋/甚三紅・紛紅
酸化鉄を含む赤土の色―紅殻色・弁柄色/代赭色
自然の中の明るい赤を着物やかんざしに―鴇色/東雲色/珊瑚色 ほか)

著者紹介

福田 邦夫 (フクダ クニオ)  
1931年、京都に生まれる。東京教育大学教育学部芸術学科卒業後、(財)日本色彩研究所、(株)日本色彩社などをへて九州産業大学、女子美術大学で2002年まで教鞭を執る。日本色彩学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)