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こんな建物だれがどうしてつくったの? 現代建築100の読み解き

出版社名 東京美術
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-8087-1082-8
4-8087-1082-X
税込価格 2,530円
頁数・縦 224P 21cm

商品内容

要旨

過去70年間につくられた優れた建物のなかから興味の尽きない100の事例を取り上げる。構造や素材、機能性や芸術性、新しい技術との関わり、建築家と依頼主の関係などについて解説する。ミース・ファン・デル・ローエ、フランク・ゲーリー、ザハ・ハディドのように世界的に有名な建築家の作品から、ブルース・ゴフ、高松伸、坂茂のような反骨の建築家が生み出したものまで、卓越した創意を読み解く。

目次

第1章 幾何学の勝利(860‐880レイクショア・ドライブ・アパートメント―ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ
グッゲンハイム美術館―フランク・ロイド・ライト ほか)
第2章 宇宙時代(アトミウム―アンドレ・ワーテルケイン、アンドレ・ポラック、ジャン・ポラック
テーマ・ビルディング―ペレイラ・アンド・ラックマン ほか)
第3章 主張の表明(ルース・フォード邸―ブルース・ゴフ
マクドナルドのドライブイン―スタンリー・メストン ほか)
第4章 摩天楼という様式(シアーズ・タワー―スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル
連邦拘置所―ハリー・ウィーズ ほか)
第5章 過去へのオマージュ(モスクワ大学―レフ・ルードネフ
コヴェントリー大聖堂―バジル・スペンス ほか)

著者紹介

ズコウスキー,ジョン (ズコウスキー,ジョン)   Zukowsky,John
ニューヨーク西部のビンガムトン大学で美術史および建築史の修士号と博士号を取得。建築史とデザイン史を専門とする。歴史的に重要なランドマークとなっている美術館を含め複数の美術館・博物館で40年以上勤務。1978から2004年までシカゴ美術館の建築部門のキュレーターを務め、その間に多くの展覧会を企画している。その後、シカゴ、ニューヨーク、オハイオの機関で重要な役職を歴任。アメリカ建築家協会から表彰されたほか、オーストリアとフランスからは勲章を授与されている
藤井 由理 (フジイ ユリ)  
1970年東京生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。2001年から2004年までドイツのベルリンにあったスタジオダニエルリベスキンドに勤務し(内1年は文化庁派遣芸術家在外派遣員として)、カナダのロイヤルオンタリオ博物館増築計画(2002‐04)、ニューヨーク世界貿易センタービル設計競技(2003)などを担当。2004年より藤井建築研究室代表。2014年より早稲田大学建築学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)