• 本

子育て みんな好きなようにやればいい 新装版

出版社名 太郎次郎社エディタス
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-8118-0726-3
4-8118-0726-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 270P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 権威に惑わされない子育てをしよう

    子育てを語りながら、著者の生きざまが色濃く反映した内容になっています。障害を持つ娘の親である小児科医の著者は、子育ては家庭だけのものではなく社会と密接に関連しているとの考えから、障害児が生きにくい日本の社会を病んでいると考えています。育児学の専門家や育児雑誌、権威主義的な小児科医、学校などに惑わされないで、好きなようにやればいいとの主張は、現代日本の子育てに対する最大のアドバイスでしょう。

    (2008年9月24日)

商品内容

要旨

子育てに迷うママ・パパも、読めば自信がわいてくる。『育育児典』の山田真センセイが、初めて子育てについて語りつくしたロングセラー。書き下ろしを加えて新装刊。

目次

第1話 ぼくはネアカな“町のお医者さん”―九代つづいた医家の一人っ子
第2話 わが家の子育て、それは自分流―三人の子の父親になる
第3話 障害をもつ娘と育ちあう―保育を自分たちの手でする場をつくる
第4話 障害児が生きにくい社会は病んでいる―普通学級で学ぶ娘からの問い
第5話 病気はけっして悪いものではない―子どもの病気とどうつきあうか
第6話 お医者さんに遠慮はいらない―小児科医とのうまいつきあい方
第7話 「母と子の絆」論をけっとばせ―もっと気楽に子育てを楽しもう
第8話 子育てはみんな好きなようにやればいい―育児・家事をとおして見えてきたこと
子育て、その後―二十年後のエピローグ

著者紹介

山田 真 (ヤマダ マコト)  
1941年、岐阜県美濃市生まれ。保父さんの経験もある三人の子の父親。八王子中央診療所所長。「障害児を普通学校へ・全国連絡会」の世話人をつとめるほか、医療被害者運動、障害児(者)の運動、公害闘争などにもかかわる。雑誌『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』(ジャパンマシニスト社)の編集代表もつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)