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平林さん、自然を観る

出版社名 太郎次郎社エディタス
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-8118-0791-1
4-8118-0791-X
税込価格 1,870円
頁数・縦 189P 20cm

商品内容

目次

鳥を観る―信州戸隠にて(日暮れどきの追跡―シジュウカラのねぐらを探す
空中のハンティング―ツバメたちの餌採り ほか)
山里と少年―諏訪の思い出(小さな天気―厳寒に咲く春の花たち
花の一生を観る―カタクリが咲くまで ほか)
天を観る、地を観る―光と結晶(光のなかに立ちつくして―雨のち虹、雪のち虹
天体のパレード―惑星と月が並ぶとき1 ほか)
生きものを観る―日々の出会い(何かに見つめられている―動物たちの気配
真似する二羽―種食う鳥もそれぞれ ほか)

おすすめコメント

まさに、左手にサイエンス、右手にロマンの人だ。──柳生博さん(俳優・日本野鳥の会会長・八ヶ岳倶楽部オーナー) ハシブトガラスと容器を隠しあい、台所に出たゴキブリを放っておいて毎晩再会を待ち続ける──。目を凝らすのは、めずらしくもなく、マニアックでもない、ありふれた生きものたち。ところが、じっくり「観て」いると、見慣れたかれらが驚きの存在に見えてくる! 50年以上にわたり子どもたちに科学を教え続けている著者が、その知見を携えてゆっくりと自然のなかを歩き、探し、眺め、そして「観る」。信州の野山で、日々の東京でみつけた、見えているのに見えない自然を活写する観察記。

著者紹介

平林 浩 (ヒラバヤシ ヒロシ)  
1934年、長野県・諏訪地方生まれ。1988年まで小学校教諭。退職後は「出前教師」として、地域の子ども・大人といっしょに科学を楽しむ教室を開いている。仮説実験授業研究会、障害者の教育権を実現する会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)