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遊牧の思想 人類学がみる激動のアフリカ

出版社名 昭和堂
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-8122-1824-2
4-8122-1824-1
税込価格 3,630円
頁数・縦 376,10P 21cm

商品内容

要旨

アフリカの遊牧民に魅せられた人類学者によるアンソロジー。彼らに惹かれる最大の理由は、その「ブレない生き方」。現在さまざまな困難に直面する私たちにとって、同じように激動の時代を生きる遊牧民の思想は、どんな意味をもつのか。読者とともに考えたい。

目次

遊牧の思想とは何か―困難な時代を生き抜くために
第1部 牧畜という生き方(自己肯定的な生き方を支えているもの―トゥルカナ社会における「物乞い」のコミュニケーション
ねだられることを許す―アリアールにおけるねだりの経験からみた社会
交歓と相互承認を創出する―家畜の所有をめぐるトゥルカナ・レンディーレ・ガブラの交渉
難民を支えたラクダ交易―治安・旱魃・協働
もめごとを祖霊の世界に託して―焼畑農耕民ベンバの「考え方」)
第2部 紛争を乗り切る(国家に頼らない遊牧民の生き方―周縁化・併存化・独立国化
身体と暴力―武装解除期のカリモジョンとドドスの病
敵と友のはざまで―ドドスと隣接民族トゥルカナとの関係
「男らしさ」を相対化する―ダサネッチの戦場体験
交渉の決裂と離別―人殺しをめぐるアチョリの規則と相互行為)
第3部 グローバリゼーションに向き合う(伝統の「便宜的」な使い方―「コミュニティ主体」の動物保護とマサイ
「ボーシィ」たちの「旅」の終わり―観光業に従事する「マサイの戦士」の経験
生計戦略の多様化―社会環境の変化に対するレンディーレの対応
「大富豪」世帯の維持―スクマ社会における父と息子の葛藤
開発のための家畜―第二次世界大戦後のケニアにおける家畜の市場化)

著者紹介

太田 至 (オオタ イタル)  
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科/アフリカ地域研究資料センター教授。理学博士。専門はアフリカ地域研究、人類学
曽我 亨 (ソガ トオル)  
弘前大学人文社会科学部教授。博士(理学)。専門は生態人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)