弁論の世紀 古代ギリシアのもう一つの戦場
学術選書 106
出版社名 | 京都大学学術出版会 |
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出版年月 | 2022年10月 |
ISBNコード |
978-4-8140-0433-1
(4-8140-0433-8) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 295P 19cm |
商品内容
要旨 |
訴訟中毒といわれた古典期アテナイにおいて、法廷弁論で勝利を収めることは生きるための必須条件であった。前半では現存する私訴弁論を題材に、当時の市井の人々の生きざまを紹介する。後半では当時の有数の弁論家デモステネス、アイスキネスが、北より迫り来るマケドニアの脅威の前に反マケドニア・親マケドニアを代表し、弁論の火花を散らす。社会の縮図といわれた法廷での抗争と時代の推移とを、ときに軽妙な筆致で活写する。 |
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目次 |
序章 アテナイの民主政―成熟の時 |
出版社・メーカーコメント
訴訟中毒といわれた古典期アテナイにおいて、法廷弁論で勝利を収めることは生きるための必須条件であった。前半では現存する私訴弁論を題材に、当時の市井の人々の生きざまを紹介する。後半では当時の有数の弁路家デモステネス、アイスキネスが、北より迫り来るマケドニアの脅威の前に反マケドニア・親マケドニアを代表し、弁論の火花を散らす。社会の縮図といわれた法廷での抗争と時代の推移とを、ときに軽妙な筆致で活写する。