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交隣と東アジア 近世から近代へ

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-8158-1044-3
4-8158-1044-3
税込価格 5,940円
頁数・縦 343,26P 22cm

商品内容

要旨

交隣とは、たんに日朝の善隣友好を示すものではない。朝貢一元体制の矛盾の露呈を防ぎ、各国の通交を成り立たせた朝鮮外交の意外な役割から東アジアの秩序体系を明らかにし、西洋の到来によるその解体過程も精細にとらえて、世界史的近代の日・朝・中・琉球の姿を映し出す。

目次

「交隣」とは何か
第1部 交隣の諸相―近世のプリズム(交隣と隣交―近世対馬における日朝関係認識
北伐と北学―近世朝鮮の対清認識
交隣と貿易―開港前後の海藻輸出
交隣と信義―通信から欽差へ)
第2部 交隣の高潮―プリズムの拡大(交隣の論理と中華―一八七四年「密咨」の衝撃
朝鮮の対日使節派遣―使節にみる交隣の変容
交隣と条約―「自由貿易」と商業税をめぐる日朝交渉)
第3部 交隣の運命―プリズムの葛藤(琉球の「兩屬」から朝鮮の「兩截」へ―「自為一國」をめぐる一考察
天津からみる朝鮮の「交隣」―事大における敵礼の模索)
事大と列強のはざまで―「大君主」の興亡

著者紹介

岡本 隆司 (オカモト タカシ)  
1965年京都市に生まれる。現在、京都府立大学文学部教授。著書に『近代中国と海関』(名古屋大学出版会、1999年、大平正芳記念賞)、『属国と自主のあいだ』(名古屋大学出版会、2004年、サントリー学芸賞)、『中国の誕生』(名古屋大学出版会、2017年、アジア・太平洋賞特別賞、樫山純三賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)