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近代イギリスの動物史 歴史学のアニマル・ターン

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-8158-1183-9
4-8158-1183-0
税込価格 6,930円
頁数・縦 324,92P 22cm

商品内容

要旨

「彼ら」はどのように現れ、人々と関わり、変容してきたのか。都市化・産業化が進み、生命に関する新たな学問が発展するなか、人と動物の関係も大きな転機を迎えた。科学振興を目指すロンドン動物園の展示から、虐待・実験をめぐる社会的論争、進化論とグローバルな採集に基づく「生物多様性」の誕生まで、現代にいたる動物観の形成を解き明かす。

目次

ペンギン、空を翔ぶ
1 動物の可視化と主題化(黎明期の動物園
収集、展示、馴致
科学とカネ)
2 人と動物の相互関係(銃を握れない牛のために
幸福な家族
進化論の被造物)
3 人新世の動物種(気候に挑む
生物多様性の起源)
雪原のキリン

出版社・メーカーコメント

都市化・産業化が進み、生命に関する新たな学問が発展するなか、人と動物の関係も大きな転機を迎えた。科学振興を目指すロンドン動物園の展示から、虐待・実験をめぐる社会的論争、進化論とグローバルな採集に基づく「生物多様性」の誕生まで、現代にいたる動物観の形成を解き明かす。

著者紹介

伊東 剛史 (イトウ タカシ)  
1975年生。現在、東京外国語大学総合国際学研究院准教授、名古屋大学大学院人文学研究科附属人文知共創センター共同研究員、専修大学人文科学研究所客員所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)