部下を育てるリーダーのレトリック
出版社名 | 日経BP社 |
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出版年月 | 2013年8月 |
ISBNコード |
978-4-8222-4971-7
(4-8222-4971-9) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 203P 19cm |
内容詳細部下を育てる リーダーのレトリック |
商品内容
要旨 |
「最初は選手の期待に応えようと努力したが、彼らから返ってきたのは、不満の声と蔑むような舌打ちだった―」早稲田ラグビー史上「最もオーラのない監督」と言われた男の人心掌握・部下育成術。 |
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目次 |
第1章 気づきを与える言葉(苦手なことはやらなくていい |
出版社・メーカーコメント
あなたは何気ない一言で若手を潰していませんか――。
「リーダーは言葉を熟慮し、駆使すべき」の信念で、ラグビー選手の指導・育成に当たり、早稲田大学、U20日本代表で成果を上げてきた筆者が、若手のやる気を引き出す言葉のかけ方を具体的に指南する。 日本の管理職が普段、部下に投げかけている言葉にいかに間違いが多いか。筆者はラグビーチームでの実例を引きながら、「常識のウソ」を明らかにする。 部下の心に本当に刺さる指示、助言をしたいのなら、通り一遍の言い方ではダメ。真意をわかりやすく伝え、相手を納得させ、動かすためには、より効果的な言語表現(レトリック)を常に考える必要がある――。ともすると、マイナスのイメージでとらえられることもある「レトリック」が、「今やリーダーの必修科目になった」と筆者は言う。 「最初は選手の期待に応えようと努力したが、彼らから返ってきたのは、不満の声と蔑むような舌打ちだった――」。早稲田ラグビー史上「最もオーラのない監督」と言われた筆者は、監督就任当初の苦しい胸の内を、本書でこう振り返っている。誰もが認める「カリスマ」だった前任者との埋めがたい落差。それを痛感する中で、筆者は「リーダーが正解を示さなくても、部下が自律的に動いて成果を上げる組織」「叱らずに、若手のモチベーションを高めるマネジメント」を探求していく。 本書で紹介される言葉は、そのエッセンスとも言えるものだ。「部下に気づきを与える」「成長を促す」「チーム力を高める」という3つの切り口から考え出された51のレトリック。部下育成に悩む多くのリーダー、マネジャーにとって、明日から役立つ教材になるはずだ。