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迫害された宗教的マイノリティの歴史 隠れユダヤ教徒と隠れキリシタン

出版社名 芙蓉書房出版
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-8295-0851-0
4-8295-0851-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 255P 19cm

商品内容

要旨

隠れユダヤ教徒「マラーノ」と日本の隠れキリシタン。東西二つの「隠れ」信徒集団の発生とその後の歴史をトレースし固有性(異質性)と共通性(同質性)までを明らかにする。

目次

序章 なぜ、東西二つの「隠れ」信徒集団なのか
第1部 反ユダヤ主義と隠れユダヤ教徒―「マラーノ」の発生から四散に至る変容過程(反ユダヤ主義の構図
隠れユダヤ教徒「マラーノ」の発生
異端審問の開設とユダヤ教徒追放令
自由の国を求めて―マラーノの拡散)
第2部 隠れキリシタンの系譜―「宣教時代」から「迫害・潜伏時代」への変容過程(日本における宣教と禁教・潜伏
布教・発展から規制へ
徳川政権と反キリシタン政策
「隠れ」から「崩れ」へ)
第3部 二つの「隠れ」信徒集団の固有性と共通性―隠れユダヤ教徒、隠れキリシタンの比較を通して(マイノリティ性と「隠れ」(クリプト)の構造
「隠れ」信徒集団をめぐる政治と宗教)

著者紹介

濱田 信夫 (ハマダ ノブオ)  
長崎県生まれ。大阪府立北野高校、神戸大学経営学部を経て、1970年川崎製鉄(株)入社。2004年、法政大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了。博士(経営学)。同年、九州ルーテル学院大学人文学部教授。現在、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)