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現代日本の資源外交 国家戦略としての「民間主導」の資源調達

出版社名 芙蓉書房出版
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-8295-0872-5
4-8295-0872-8
税込価格 3,520円
頁数・縦 212P 21cm

商品内容

要旨

中国との資源獲得競争、ウクライナ危機による世界的なエネルギー供給不安の中、日本の資源外交はどうあるべきか?石油危機以降、エネルギー安全保障が国家的課題となったにもかかわらず、なぜ日本のエネルギー調達は「民間主導」が維持されてきたのか?

目次

序章 問題の所在
第1章 仮説と分析枠組
第2章 事例分析1 日本とイラン・IJPCプロジェクト
第3章 事例分析2 日本とソ連・サハリン天然ガスプロジェクト
第4章 事例分析3 日本とイラン・アザデガン油田プロジェクト
第5章 事例分析4 石油危機以降のドイツの資源調達
第6章 事例分析5 石油危機以降のイタリアの資源調達
終章 結論とウクライナ危機後の資源調達

著者紹介

柳沢 崇文 (ヤナギサワ タカフミ)  
日本エネルギー経済研究所主任研究員。2009年に東京大学教養学部を卒業後、三井物産に入社し、LNG・ウラン・石炭プロジェクトの投資・販売業務などに従事。その間、東京大学大学院総合文化研究科にて日本の資源外交における政府と企業の関係に関する研究を行い、2022年に博士号(学術)を取得。2021年に日本エネルギー経済研究所に入所し、現在は同所主任研究員。専門は国際エネルギー情勢、日本の資源エネルギー政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)