• 本

不況に強いビジネスは北海道の「小売」に学べ

出版社名 プレジデント社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-8334-2479-0
4-8334-2479-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 175P 21cm

商品内容

要旨

「厳しい環境だからこそ、たくましい筋肉をつけて全国進出できた。本州進出は怖かった。でも北海道の企業はローコスト経営で強い」ニトリHDの似鳥昭雄会長が語るように北海道の「小売」の経営はどんな逆境でも生き抜く「強さ」を持っている。なぜ、少子高齢化が進む縮小市場で「拡大」できたのか?

目次

第1章 「地域」を守る思いが不可能を可能にする
第2章 ビジョンは大胆、サイフはがっちり!
第3章 ノーザンリテーラーはデジタル上手
第4章 経営者はビジョンとロマンを語れ!
第5章 謙虚に学ぶ北海道企業
第6章 ノーザンリテーラーの未来

出版社・メーカーコメント

厳しい環境が小売業を鍛えた。コロナ禍でも北海道発の小売企業「ノーザンリテーラー」が元気だ。例えばニトリホールディングスやツルハホールディングスは全国チェーンに駆け上り、アークスはじわりじわりと関東をにらんで歩を進める。道内にとどまる企業でもセコマ、コープさっぽろはその一挙手が業界の注目を集める。気候もそうだが、広い大地で人口密度が薄く、所得水準も低い地域で、物流や商品開発力を磨いてきことが生きているからだ。北海道に比べれば本州や温暖な中四国、九州は厳しさが緩む。そんな逞しい小売企業が低成長時代の中で、生活者に豊かさや利便性を提供する。小売業界を30年間にわたり見続けてきた新聞記者が、ノーザンリテーラーの強さの秘密を紐解き、小売りの未来を予想する。

著者紹介

白鳥 和生 (シロトリ カズオ)  
株式会社日本経済新聞社編集総合編集センター調査グループ調査担当部長。1967年長野県生まれ。1990年明治学院大学国際学部卒業後、日本経済新聞社入社。高松支局、流通経済部、札幌支社編集部、消費産業部などを経て、2014年から調査部(現在の編集総合編集センター調査グループ)。小売、外食、卸、食品メーカー、流通政策を長く取材。日本経済新聞および日経MJのデスクも歴任した。2003年消費生活アドバイザー資格取得、2020年日本大学大学院総合社会情報研究科博士後期課程修了、博士(総合社会文化)。國學院大學および日本大学大学院の非常勤講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)