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空想法律読本

出版社名 KADOKAWA(メディアファクトリー)
出版年月 2001年4月
ISBNコード 978-4-8401-0269-8
4-8401-0269-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 255P 19cm
シリーズ名 空想法律読本

商品内容

要旨

空想科学世界でよく知られた事象を例に採りながら、法律的な解釈を真摯に試みた―。予想を大きく超えて、法律の根幹が浮き彫りになってきたのである。

目次

メイツ星人惨殺事件―宇宙人にも人権を認めないと、ウルトラマンが悲惨な目に遭う!
仮面ライダー連続蹴殺事件―ライダーキックで怪人を倒す!これは殺人罪にあたらないか?
人造人間キカイダー損害賠償事件―何をしでかしてもキカイダーは無罪!ならば、その責任は誰が負う?
ウルトラマン建造物損壊事件―怪獣との格闘でビルが倒壊!ウルトラマンはその責任を負うべきか?
モスラの卵カラ売り事件―法律は、怪獣とそれによる被害をどう判断するのだろうか?
ジャイアントロボ窃盗事件―正義のためなら、敵が作ったロボットを勝手に使ってもいいのか?
竜ケ森ビートル機墜落事故―ハヤタ機とウルトラマンの空中衝突!この事故はどちらの責任か?
マジンガーZ没収事件―無敵のマジンガーZを待ち受ける、巨額の相続税という悲運!
エイトマンスピード違反事件―弾丸よりも速く走るエイトマンは、スピード違反で捕まるのか?
ジャミラ放水殺人事件―人間ジャミラを水死させたウルトラマン、裁判になったら判決は?〔ほか〕

おすすめコメント

弾丸よりも速く走るエイトマンは「スピード違反」か!?法律は人が幸福に生きるためにある。一方、空想科学の世界のヒーローたちも人類の幸せのために働いている。果たして彼らの行為は法に触れないのだろうか。法律的な解釈から、予想を大きく越えた姿を浮き彫りにする!

著者紹介

盛田 栄一 (モリタ エイイチ)  
1960年東京都生まれ。千葉大学人文学部卒業後、編集プロダクション勤務を経て、独立。以降、フロムエー誌などで活躍し、鋭い言語感覚を活かした記事作りで定評を得る。特にお笑い系の文章にはファンが多く、著書に『VOWだがね!!』(宝島社)などがあるが、硬軟取り混ぜた『空想法律読本』こそが、その真骨頂といえよう
森田 貴英 (モリタ タカヒデ)  
1970年東京都生まれ。慶応義塾大学法学部法律学科卒業後、平成8年弁護士登録。松尾綜合法律事務所(ビジネス・デベロップメント部門)に所属し、企業法務を中心に活躍している新進気鋭の弁護士。子どもの頃、アポなしで円谷プロを訪ね、親切に案内してもらった経験を持つ空想科学世代である
片岡 朋行 (カタオカ トモユキ)  
1970年静岡県生まれ。名古屋大学法学部卒業後、平成10年弁護士登録。松尾綜合法律事務所にて、訴訟、企業法務、欧米やアジア案件などを担当。平成13年3月より、韓国ソウルの大手法律事務所へ出向し勤務開始。アジアに強い弁護士になるべく邁進中。なお、実家はお寺で、僧籍の筆記試験合格済み(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)