すべてのモダニズム文化の発火点が、詩雑誌だった。代表的都市モダニズムの稀覯詩誌をテーマ別に集成。　＜この巻の内容＞　現実遊離の傾向を強めた『詩と詩論』から離脱した北川冬彦は、社会性を重視する新散文詩運動を展開。その拠点となった『時間』には、マルクス主義へと接近して行く北川の足跡が刻印されている。　◆『時間』１号〜12号（一九三〇・四〜一九三一・六）　◆新散文詩運動・関係文献　◎エッセイ「新散文詩運動」　◇関連年表　◇解題　◇人名別作品一覧　◇主要参考文献