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復員関係史料集成 第6巻

南方軍復員史

復員関係史料集成   6

出版社名 ゆまに書房
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-8433-3296-2
4-8433-3296-8
税込価格 23,100円
頁数・縦 516P 22cm
シリーズ名 復員関係史料集成

出版社・メーカーコメント

復員の実態を知る基本史料の決定版 【復員】戦時編制下にある軍隊を平時体制へ復帰させること。特に第二次世界大戦終結に際して実施された日本の在外陸海軍部隊の帰還をさす場合もある。終戦時、国外にあった約350万人の軍人・軍属の帰還は、一般人の引揚とともに、ソ連管轄下の地域を除き1948年までにおおむね完了した。その実施は、戦後の複雑な国際関係の影響を受けたとされる。 【本書の特色】 ●1945年の終戦直後に日本が直面した在外陸海軍部隊の復員問題について、復員業務の実務を担った部局や旧軍関係者による編纂資料を中心に、史料集成として復刻・刊行します。 ●本史料集の内容は、「支那派遣軍」や「南方軍」を中心に、終戦時に国外にあった軍隊が日本本土へ帰還するまでの経緯や復員の実態について包括的にまとめたものです。会議録や軍の電報類など数多くの公文書や当事者の回想などによって構成されており、その史料的価値は高いと考えられます。復員研究はこれから開拓が進むと考えられる分野であり、その基本史料を提供する本復刻版の刊行は、「大日本帝国」崩壊過程をめぐる諸問題について、本格的な研究環境を整える意味でも重要です。