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菊と葵 後水尾天皇と徳川三代の相克

ゆまに学芸選書ULULA 6

出版社名 ゆまに書房
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-8433-3941-1
4-8433-3941-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 215P 20cm

商品内容

要旨

大坂冬の陣に先立つ慶長19年(1614)春、家康は孫和子入内の内旨を得た。朝廷工作は秀忠に受け継がれ、元和6年(1620)入内。元和9年(1623)女一ノ宮誕生。家光の代となり寛永6年(1629)後水尾帝がこの女一ノ宮に譲位し明正女帝が即位する。壮麗な行列絵巻の陰にあった息詰まる暗闘を描き、伊勢国竹原の地で即身入定した女帝の従兄、僧道順の後日譚を併せる、著者渾身の書。

目次

序章 天下人
第1章 遠い曙
第2章 葵の華
第3章 菊の園
第4章 大海原
終章 波羅蜜

出版社
商品紹介

様々な史料をひもとき、家康、秀忠、家光の三代にわたって圧力をかけ続ける徳川家と、それに抵抗し続けた後水尾天皇の光と影に迫る。

著者紹介

田中 剛 (タナカ タケシ)  
1922年8月生まれ。1943年学徒動員、舞鶴海兵団。歴史作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)