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将軍遠藤三郎とアジア太平洋戦争

出版社名 ゆまに書房
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-8433-4731-7
4-8433-4731-0
税込価格 8,800円
頁数・縦 551P 22cm

商品内容

要旨

遠藤三郎は1941〜2年のマレー、シンガポール、ジャワ作戦を経て凱旋し、智将と呼ばれた。そのキャリアに輝く人がなぜ戦後その思想を180度変革し非戦平和の論客となったのか。その謎を日々綴られた日記から解き明かす。

目次

プロローグ
第1部 対米・英・蘭 世界戦争と遠藤三郎(遠藤の第三飛行団とマレー・シンガポール作戦
マレー・シンガポールからパレンバン作戦へ
シンガポール陥落とパレンバン挺身作戦 ほか)
第2部 遠藤三郎の航空決戦思想と日本の敗戦(航空決戦の渦中に立つ
軍需省航空兵器総局長官に就任
絶対国防圏の崩壊=サイパン島の決戦へ ほか)
第3部 神国日本の崩壊と新生日本の誕生(非武装平和の日本へ―
戦争責任の追及と巣鴨入獄へ―
「日誌巣鴨在所時代」にみる遠藤三郎 ほか)
エピローグ 初志貫徹―「軍備亡国論の展開」

出版社
商品紹介

雲の上の軍人から、戦後は憲法9条擁護の論客へ。その残された93冊の日記と極秘軍事史料から遠藤三郎の波乱の生涯を描く。

著者紹介

吉田 曠二 (ヨシダ ヒロジ)  
1937年生まれ。1963年同志社大学大学院法学研究科修士課程卒業。1964年朝日新聞大阪本社入社。入社後も大学院時代の恩師田畑忍教授に師事し、日本近現代史研究を継続。1997年同社を定年退職、その後、名城大学及び同大学院非常勤講師となり外交史、政治史の講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)